春の青春18きっぷA インディアン平原より岩籠山へ [福井県/敦賀市] 



               西方ヶ岳と敦賀湾  岩籠山より




☆2016年3月12日 ☆コース:+++ 新疋田駅 → 駄口登山口 → インディアン平原 → 岩籠山 → 夕暮山 → 市橋 → 新疋田駅 +++   マキノで赤坂山や大谷山へ向かう人は下りたが、18きっぷ期間のせいか敦賀行の新快速には山屋さんが多い。 でも新疋田駅で降りたのはボクひとりだった。 新疋田駅  待合室に鉄道写真が多数飾られていて興味深い 岩籠山の案内図   駄口登山口にて 今日は案内図の周回コースを時計回りに歩くつもりだ。 案内図を見ればわかる通り、駄口、市橋の両登山口まで遠い。 おまけに幹線国道(R161、R8)沿い! これはイヤだね(^^; 電車で来る登山者がこの山を敬遠するのも無理もない。 事前に地図を確認し、駅から市橋登山口までは旧北国街道沿いに歩けることがわかった(^^v 問題は駄口登山口までのアプローチだ。地形図を見て作戦を練る。 深坂峠の登り口から橋を渡り、駄口登山口方向へ伸びる送電線の巡視路に乗れば 国道歩きは避けられるのではないか、と考えて出発。 すぐに国道から左に逸れて、追分の集落を抜け、深坂峠の入口を見送って橋を渡る。 道なりに車道を辿ると国道161号に出る。国道渡った先に未舗装の山道が続いているので、 そのまま進んだ。倒木が行く手を遮るが人が歩いた形跡はある。 途中繁った所もあったけれども、強硬突破。沢に合流すると道は消えた。 沢を渡り少し登ると広々とした萱場?に出た。萱場を少し下り、尾根のコルを越えて谷を下る。 道は無く悪い下りだったが、登山口のドライブイン裏手に出ることが出来た。 尾根のコルの所で、尾根を登って登山道に合流する方が良かったかも知れない。 いずれにしても、嫌な国道歩きは避けることができた。 ドライブインは営業しているのかな?ひっそり静まり返っている。 ここからはよく踏まれた登山道になる。きつい登りが連続し、森を抜けて見晴らしのいい斜面に出た。 背後に雪山が見える(^^) 視界が良く、伊吹山、金糞岳が見渡せる。 行く手には凄まじいガレが尾根に食い込んでいるのが見える。 残雪も現れた 主稜線に登りつき、右手の岩籠山方面へ向かう。左側の乗鞍岳方面に向かう道は無いようだ。 気持のいいブナ林になった(^^) 下から見えたガレ場の上に出た。いずれ崩壊が進み、登山道の付け替えが必要になるだろう。 ツララ きつい登り返しを越えると、頂上に大岩のあるピークが見えた。 登山道はピークになかなか近づかず、複雑に曲がる尾根を辿る。 ブナ林、とても感じがいい。 頭上に人面岩のような大岩が見える。 登って行くと明るい台地に出た。 岩の真下まで踏み跡が続いている。 いわゆるインディアン平原に着いたようだ。 敦賀湾 すばらしい絶景だ! 振り返ると琵琶湖も見えている せっかく来たので、ゆっくりしていこう(^^) 冷たい北風が吹き付ける。御茶漬けを作って温まる(^o^) 岩籠山 インディアン平原より 登山道は大岩のピークには立ち寄らず、岩籠山へ着く。 初めて西の野坂岳が姿を見せた。 夕暮山にも立ち寄る。 尾根伝いに少し南へ下ると、野坂岳と海をカメラに収められる場所が有った。 夕暮山 市橋への下山口まで戻って、谷を下る。 流れのある場所まで下ると、道が流されて流れの中を歩く所もあった。 さらに下ると立派な滝が連続する渓谷となった。 谷を左右に渡る所も多数。 このルートは登りにとる方が良かったかもしれない。 長い沢下りを終え、車道に飛び出す。登山口には広い駐車場。 JRの線路を2本くぐり、国道に出る手前で旧北国街道の車道を右折。 旧街道沿いに駅へ戻った。 道が険しく、石の浮いた沢歩きも有って注意を要するルートだ。 しかし日本海と琵琶湖を同時に見る展望、清々しいブナ林歩きが印象に残った。 また再訪したい(^^)
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