春の青春18きっぷC 居母山と夜久野高原 [京都府/福知山市] 



 居母山 夜久野高原より  


登山道を見失い、道に迷って山頂北側のピークに登りましたが、怪我の功名!
素晴らしい自然林に目を見張りました。夜久野の山、いいですね。
また登ってみたいです。


☆2016年3月29日 ☆コース:+++ 上夜久野駅 → 桑谷登山口 → 居母山 → 金谷 → 上夜久野駅 (宝山山麓を往復)+++ 福知山で待ち時間1時間。城跡を訪ねる。  福知山城    三岳山  福知山城より 上夜久野で下車  下りたのはボク1人 府道を登山口の桑谷まで歩く。4キロ近い車道歩き。 坂を登って桑谷集落を抜ける。出合ったおじさん、おばさんに「居母山に登るんか」と声を掛けられ、 「えらいのう」「ごくろうさん」と声援を受けた。 「←居母山」と書かれた道標に沿って登っていくと、猪鹿避けフェンスのゲートに着く。 クマが出るの(^^;? ゲートは紐で3ヵ所も縛られ、閂(かんぬき)を外しても開けることは出来ない。 猪鹿の被害が深刻なのだろうか。そういえば桑谷までの車道沿いの畑は全てフェンスで覆われていた。 ゲートを開けられないのは、登山者にとっては不便だけれど そこまで配慮していられない山里の現実を見たような気がした。 ゲート脇のフェンスを登って越えた跡があるので、僕もその方法で越える。 その先は荒れた林道が続く。所々に「←居母山」と書かれた道標が有るので辿っていくと 林道終点となり丸木の橋を渡って谷へ入る。 歩いたコース  今思えばここから先は正規の登山道(月の小坂ルート、飛所ルート)を外れていたようだ。 植林された谷沿いに登って行くと道は無くなった。植林の中なので下草も無く、特に問題なく歩けるので そのまま登って行き、かなり登ったところでようやく自然林に入った。 茂っておらず、広々としたU字谷のような所を登り、急な斜面をクリアして落葉樹のピークに登頂した。 振り返ると南側にひときわ高いピークが見える。あれが居母山らしい。 気持ちのいい場所なのでここで大休止する。 居母山の山頂へ登り返す。 頂上付近 頂上の鐘 1回だけ鳴らしてみた。乾いた良く響く音 居母山クラブが設営したというトイレが分解され横倒しになって置かれている。 居母山クラブはホームページも更新されていないようだし、最近は活動をされていないのだろうか。 南の金谷峠方面へ下る。どちらか片側の斜面は植林帯で下っていくと両側が植林となった。 途中金谷集落方面へ下る踏跡があったので、金谷峠へは寄らず右の枝尾根に逸れて下降する。 金谷集落 再びロードを歩いて上夜久野駅に向かう。時々振り返って居母山を見上げる。 中央の円頂が自然林のピーク 右端が居母山山頂 日本二百名山を踏破された田中陽希さんが、何百キロも車道を歩いて おられたことを思い出すと元気も湧いてくる(^^) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上夜久野駅に戻り、京都府唯一の火山という宝山を望む。 この山は中学の頃から知っていた。 地理の授業で使う地図帳の近畿地方の地図に火山を表す赤い三角マークが付いている。 おそらく大阪から一番近い火山、どんな所だろうと気になっていた。 山というよりは小高い丘、周りの山の方が高くて立派。 何年か前に初めてココへ来たときはこの山がホントに火山なの?と信じられなかった。 今日は山へ登るのではなく、麓を歩き回って、この山が火山だったことを納得して帰りたい。 南側から見た宝山、噴火口南側の壁が崩れて今の山容になったらしい。 粟鹿峰(右奥) 丹波の最高峰、夜久野高原より 夜久野高原の土の色は黒っぽい。そういえば伯耆大山周辺の土の色も黒っぽかった。 火山性噴出物の成分が混じっているんだろう。 かつて数十万年前に、この山が火山活動していた頃を想像する...   上夜久野は落ち着いた無人駅、ホームの待合室で静けさを味わいつつ 列車が来るのを待った...  
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