藤無山 天滝 [但馬]
藤無山(左奥)
毎年8月恒例のteihaiカキ氷オフ、今年は氷ノ山南東の藤無山(1139m)で開催するとのこと。
幸い休みが取れたのでドタ参を試みた。
☆2004年8月13日
☆マウンテンバイク / 単 独
☆アプローチ: JR福知山線・山陰線
☆コース
和田山駅9:20→大屋市場→若杉高原大屋スキー場→林道終点12:00・・・13:10藤無山13:40・・・14:00スキー場→
天滝駐車場・・・天滝・・・駐車場→八鹿駅17:30 (走行 約70km)
今日は車が空いていない。苦肉の策で立てたプランが駅から自転車で往復するコース。暑い盛りに自転車で峠越えを
するのは厳しいが、一昨年の6月雨で断念したコースだ。リベンジしよう。
和田山駅でオフに参加するNさんと偶然バッタリ。和田山から「釣竿かついで山歩き」のYさんの車でスキー場まで
送ってもらうそうだ。山頂で会いましょう、と挨拶しMTBを組み立てて走り出す。
養父で小さな峠を越え、近道の旧街道を下って県道6号線を左折、大屋川沿いに遡る。まずは平坦な道が延々と続く。
とても暑い。真夏のサイクリングのポイントは、これまでの失敗談から言わしてもらうと
1)エネルギー補給
すぐエネルギーに変わる甘い食べ物をこまめに摂る。あんパン、アミノ酸入りゼリー、など
2)水分・ミネラル補給
喉が渇く前にこまめに(10分毎くらいに)少しずつ飲む。スポーツドリンクや糖分が豊富な炭酸飲料など
3)余力を残して走る
頑張り過ぎると、後で体調急変して急に体が動かなくなる場合がある
4)1時間に一回程度体を冷やす
峠道の脇に滝や水場を見つけたら頭から水を浴びる。
大屋市場の手前に流行っているスーパーマーケットがあったので水分・食料を買い込む。この先に同様の店はない。
大屋市場の街を過ぎても相変わらず道は平坦。天滝、横行渓谷の入口を右に見送るとようやく本格的な坂となる。
若杉集落への道、不動滝入口を過ぎると道は一段ときつくなる。「余力を残して走る」どころではなくなった。
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スキーリフト奥に伸びる林道 |
体中のミネラルを絞り出されるような汗、このままの
状態が続くと危ないが、なんとかスキー場の入口に
辿りつく。少し登ると右手の斜面からコンコンと水が
溢れる水場があった。ラッキー(^^)
頭から冷たい水をかぶる。あー、極楽、極楽(^^)
この快感は、経験した人のみぞ知る(^^)
水分補給もじっくり行って出発。
すぐにスキーゲレンデ前に着いた。
スキー場にはサマースキーを楽しむ大勢の人が集う。
エアリアルの台からプールにジャンプしている。
とても気持ちよさそう...さて私は山登りだ(^^;
もう12時を過ぎた。かき氷オフには完全に遅刻して
しまった。ゲレンデ左端の車道をジグザグに登る。
日陰が無いのでとても厳しい登りだ。
なんとかスキーリフトの最高点にたどり着く(>_<;
すると以外にも林道に合流??
サマースキー場の裏側から登ってきているらしい。
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時折り視界が開ける尾根道 |
林道は少し先で終点になる。
MTBを置いて歩いて山頂をめざすことに。
きつい坂を登り切って尾根に合流。
植林帯の中を進むが、時々視界が開ける。
藤無山までは登り応えのあるピークを2つ
越える。思ったよりも厳しいアップダウンを
越えようやく藤無山頂上のブナ林へ。
かき氷オフは惜しくも終わった後だったが、
ブナに囲まれた頂上の雰囲気をじっくり味わった。
ヒョウモンチョウがひらひらと舞い、
私の膝にとまる。
人の怖さを知らないのかい、君は...
【若杉の道】
同じ道を下り、苦労して登った峠道を一気に下る(^^)♪♪ 途中若杉集落を抜ける旧道を走った。車の全く通らない
1車線の道、縁側に布団を干す家々...のどかな山村情緒を味わって再びメインルートに合流。
【天滝】
せっかくここまできたのでついでに天滝を見たい。天滝口から最後の頑張りのつもりで車道を詰め、終点の駐車場へ。
滝が見えるかと期待したらなんと「天滝まで1.2キロ徒歩40分」とある。ゲロゲロ。見ずに帰ろうかとも
思ったが、野次馬根性で見に行くことにした。遊歩道はきつい坂もあり歩き応え十分(^^;
でも苦労して「ついでに」見に行っただけのことはありました。素晴らしい滝です(^^)
天滝からJR八鹿駅までは暑く交通量多い単調な県道。「最後の頑張り」を使い果たしてしまった体、
たまった疲れで手足の先が痺れるが黙々と走り、厳しいサマーサイクリングを終えた。
(^^)(^^)(^^) ワンポイント (^^)(^^)(^^)
繰り返しになりますが、真夏のサイクリングのポイントを再度。
1)エネルギー補給
すぐエネルギーに変わる甘い食べ物をこまめに摂る。あんパン、アミノ酸入りゼリー、など
2)水分・ミネラル補給
喉が渇く前にこまめに(10分毎くらいに)少しずつ飲む。スポーツドリンクや糖分が豊富な炭酸飲料など
3)余力を残して走る
頑張り過ぎると、後で体調急変して急に体が動かなくなる場合がある
4)1時間に一回程度体を冷やす
峠道の脇に滝や水場を見つけたら頭から水を浴びる。
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