ぶらり山あるき 8月号 (2/2)

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剣尾山[北摂]
大台ヶ原
氷ノ山MTB 
荒地山[六甲] 
 

8/14 剣尾山(784m) [北摂]

☆地  図 : エリアマップ「北摂の山々」  ☆天  気 : 晴れ  のち 霧 ☆単 独 ☆アプローチ  マイカー  ☆歩いたコース 行者口登山口 6:55 → 7:55 剣尾山 8:15 → 8:50 行者口登山口  早朝、剣尾山に登った。これまで夏に登ったことはない。 登山道は以前来た時よりも整備され、遊歩道のようだ。ヤブやクモの巣とは無縁で、夏に歩くには ちょうど良いかもしれない。行者山から登っていくとやがて南向きの明るい斜面へ出る。以前は南側の 展望が雄大だったが、植林が育ってきてあまり見えなくなってしまった。しばらく緩い山腹を辿り、 いよいよ最後の急登へ。剣尾山山頂はガスがかかっていて姿を見せない。六地蔵に登りつき、月輪寺跡を 抜ける。高校生くらいの元気のいい若者4人が走って下りてくるのとすれ違う。東の野外活動センター から来たのだろうか?そして山頂へ。下の写真のごとく、霧で何も見えない。でも流れる風はとても 涼しい。岩の上に寝転んで、誰もいない山頂の空気を味わった後下山した。
     
剣尾山山頂
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8/15 大台ヶ原 [台高]

☆地  図 : エリアマップ「大台ヶ原」  ☆天  気 : 快 晴 ☆単 独 ☆アプローチ  電車・バス  ☆歩いたコース    大台ヶ原駐車場 10:15 → 10:50 日出ヶ岳 11:15 → 正木ヶ原 →尾鷲辻 →       → 牛石ヶ原 → 12:45大蛇ぐら → シオカラ谷 → 13:30大台ヶ原駐車場  実は初めて登ります。東大台からシオカラ谷を周回するオーソドックスなコースを歩いた。 シオカラ谷の下りをカットすれば、小さい子供でも歩けそうなコース。今度は家族で行ってみたいな。 それとは別にふもとから登ってみたい。筏場コースか、小処コース...大杉谷も歩きたいし... 私も台高ファンの仲間入り(^^) 【シカの世界】 日出ヶ岳ではさすがに富士山は見えなかったが、尾鷲湾が姿を見せた。 大杉谷の降り口の方を見るとシカの親子連れがササを食んでいる。 正木ヶ原から牛石ヶ原にかけて、シカも30頭位現れじっくり観察。 オスは立派な角が生えて貫禄十分。カエデ?の木の横に立つ様子は花札の猪鹿蝶の鹿のよう。
     
花札の世界!?
【トウヒの白骨林】 正木ヶ原にはトウヒの白骨林、枯れたトウヒがササ原に立つ様は自然の造形の
妙を感じた...シカの食害で問題になっているので、喜んで見ていてはダメなんでしょうが(^^;
     
立ち枯れたトウヒ
【大蛇ぐら】 大峰の山なみをきれいに見渡せた。下の写真は大蛇ぐらから望む大峰山の弥山(左)〜
大普賢岳(右)の稜線。中央にとんがった行者還岳が見え印象的。
     
大蛇ぐらから望む大峰山系
【20年前は雨に泣く】 一日中快晴でとても幸運(^^)  20年前に自転車で大台駐車場まで来た
ことが有るが、雨に泣き退散。そのときの心残りを晴らすことができた ・・・ 20年前はまだ
杉の湯や大滝ダムは陰も形も無し。国道169号線は1車線半の素朴な田舎道、30分待っても
車が走ってこないようなところで、周りの深い森に包まれながらじっくり走った。
バイパス工事の進んだ現在では考えられない世界。今回の大台行きでもドライブウェイを自転車で
登っている人がいたが、車が多くなった現在、もう自転車で走るところではなくなったなあ〜

【交通規制】 7月末に国道169号線祖母谷で土砂崩れがありしばらく不通になっていたが、
8月10日に1車線のみ開通。時間を区切って片側通行規制を行っているとのことだが、行き帰り共
バスは規制箇所をすんなり通り抜けた。臨機応変に対応して双方向に通しているようです。

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8/16 氷ノ山(1510m)でカキ氷 [兵庫県北部]

☆地  図 : エリアマップ 「氷ノ山」  ☆天  気 : 晴れ 時々 霧 ☆アプローチ  マイカー   ☆コース (マウンテンバイクで登山)    坂ノ谷登山口 10:15 → 10:50 三ノ丸 11:15 → 氷ノ山山頂 → 三ノ丸 → 坂ノ谷登山口  今日はteihaiMLの氷ノ山山頂でカキ氷を食べる集中登山スタイルのオフに参加。一緒に行く予定の 友人が都合が悪くなったので、ひとりで参加することに。三の丸に登りたくなったので、MTBで 戸倉から登るコースにした。  戸倉からヤマメ茶屋の看板のあるところを右折。茶屋から先は超悪路!いきなり車の底を打ってしまった(^^;  坂ノ谷登山口で出発の準備をしていると車が悪路の林道を登って来る。見ると今日のオフ会の幹事、 「山であそぼっ」の島田さんとMさんだった。さらに北摂の山猿の異名をとるMTBライダーSさんが 登場、どこかサッカー選手風で身体能力高そうだ(実際高かった)。3人で坂の谷コースを登る、との ことなので同行させて頂くことに。 ベテランMTBライダー3人の後ろをついていくことになった。登っている間、ずっとおやじギャグ、 下ネタトーク全開!でも会った登山者とは談笑し、場を和ませる明るい皆さんだった。MTBに乗る人は 歩く人と仲良く出来なきゃなあ、見習いたい。樹林の中のゆるい登り坂が続き、進むにつれてブナや 天然杉の大木が現れる素晴らしいコース。登り初めて約1時間で三の丸に到着。ササ原の中の素晴らしい ピーク。氷ノ山山頂と違い踏み荒らされておらず、自然度は高い。北に氷ノ山山頂が間近に迫る。
     
氷ノ山を見ながら快走(^^)               三ノ丸山頂より氷ノ山山頂と交信
アップダウンをいくつか繰り返し山頂に着。集合時刻12時の1時間前にもかかわらず、
既に10人位MLメンバーの方々が御揃いで出迎えを受けました...
11時半ごろから、持ってきたかき氷機をフル回転して皆さんお待ちかねのかき氷タイムに...
頂上までのアルバイトもこのときのため、とばかり皆さん黙々と氷を頬張ります。「周囲の登山者には
異様に映るんじゃないの」「だれかこの様子を写真に撮ろうという人は居らんのか」、とかいった声が
飛び交います。私も黙々と氷を食べてしまいました。どおもすんません(^^; 丹波たぬきさんは丹波の
地酒「小鼓」を差し入れ「おお、こづつみですね」「こづつみは郵便局や」えらいすんません(^^;...
 12時半前に少し遅れて遠路はるばる広島のKさん御一行が到着。全員が揃いました。広島名物の
もみじまんじゅう、広島のTさんが入れてくださった抹茶、ごちそうさまでした。美味しかったですよ(^^)
     
ブナの大木(坂ノ谷登山道にて)
さて氷も食べ尽くし、全体写真も撮ったところで、島田さんはMTB班はそろそろ下りるよ、の声。
おっと、満腹でからだが重いが私もついていくことに。ヘルメットのかぶり忘れを指摘されたものの
そのまま下る(^^; 皆さん、またどこかの山でお会いしましょう(^^)

下りはガスのかかる中、三の丸へ戻る。Mさんに注意され、ヘルメットをかぶる。
あとは登山口まであっという間の激下り。ほとんどの区間乗れて爽快。
感じのよいブナ林を一気に下りてしまい、少しもったいなかったかも...
帰りの中国道は20キロ近い大渋滞、北へ舞鶴道の三田西ICにそれて下道に下り、有馬富士の麓から
北摂西部を抜け、長尾山トンネルを抜けて、6時前になんとか川西に戻った。

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8/25 奥高座ノ滝より荒地山 [六甲]

☆地 図 : エリアマップ 「六甲・摩耶・有馬」 ☆天 気 : 晴れ ☆単 独 ☆アプローチ 電車  ☆歩いたコース  JR芦屋駅 8:15→ 阪急芦屋川駅 → 高座ノ滝 → 奥高座ノ滝 →10:20 荒地山 10:30   → 11:30 東おたふく山 → 12:30 一軒茶屋 12:50 → 14:00 有馬 【野生のイノシシ】 朝8時過ぎにJR芦屋駅で下車し、まず阪急芦屋川駅へ高級住宅地を 抜ける。早くも汗びっしょり、とても蒸し暑い中、ロックガーデンへの道を進む。 ロックガーデンから六甲最高峰932mへ登るコースは六甲山でも指折りの人気コース、高座ノ 滝の茶店は大勢のハイカーで賑わっている。奥高座ノ滝へ向かうにはロックガーデンコース の岩尾根を少し登り、右に現れる堰堤へと下りてそのまま道なりに上流へと向かう。谷道は 左岸・右岸に交錯。最初に現れる堰堤の上に登りついたら野生のイノシシが河原にチョコン と座っていてびっくり。そばに居られた初老のおじさんの話では、六甲のイノシシはおとな しく手を振り回せば逃げて行くよ、とのことだった。箕面のニホンザルのようだ。
     
野生のイノシシ登場
【奥高座ノ滝】堰堤を4つ越え、最後に2段続きの堰堤を越えたところで道が二股に分かれ
る。左は風吹岩方面で縦走路に合流。右は奥高座ノ滝方面へ続く谷への取り付きだ。右へ。
これまでよりやや荒れた谷道を少し辿ると4〜5段に分れる奥高座ノ滝の真下に出た。滝の
左岸に巻き道があるが、滝の右に付けられたワイアーロープを使って直登。慎重に行動。
滝の水はチョロチョロ程度だが、周囲のシダと調和した明るい滝。赤茶色の岩の感触を手に
感じながら登り切り、振り返ると眼下の海が青い(^^)
     
展望岩より望む海...あんまりよく撮れてませんが、いいところでしたよ(^^)
【荒地山へ】 谷は源流の趣きとなり、ゆるやかに登っていくと道が2手に分かれる。右へ
行けば荒地山山頂に直行。岩の混じるきつい登り、クモの巣を払いながらの前進。かなり
登ったところに展望岩が有った。岩の上に立つと海と表六甲の山々の眺めがよい。だれも
登って来ない天然の展望テラス。じっくり静寂と展望を味わった。荒地山へはさらに標高差
100mほど登って到着。樹林が育ちほとんど展望はなく、時折り単独行のハイカーが現れる
静かな山。木の間越しに初めて北の六甲最高峰方面が姿を見せた。まだまだ道のりは長い。

【六甲を越えて】この後は、西へ下って風吹岩の北で六甲最高峰へのハイキングコースに
合流。一気にハイカー増える。雨ヶ峠から東おたふく山へ立ち寄り、土樋割りから本庄橋へ
少し下って七曲りを登る。六甲最高峰下の一軒茶屋前には50人近い人が休んでいて、
ちょっとしたラッシュの様相(^^; 茶屋に入ってビール(^^)うまいうまい(^^) 最高峰には
寄らず、後は魚屋道を有馬まで下った。一日中暑かった(++;
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