ぶらり山あるき 6月号 -北摂サイクリングと山あるき-

 

今月は全てサイクリング+山の記録です。
北摂はサイクリングのメッカといわれてきたエリアです。
今も色濃く残る田園情緒を味わいながら、風を切って走るのは爽快です。
あと但馬の妙見山へも足を延ばしました。こちらは残念ながら雨(;;)


中山MTB
石切山MTB
峰ヶ畠・永沢寺・天王MTB 
石堂ヶ丘MTB 
但馬妙見山
 
6/8(土) 中山MTB
 自宅から最明寺川に沿って遡り、阪急山本駅から山手台・中山五月台、さらに最も高台の住宅地、
中山桜台7丁目へと車道の登り坂をこなす。桜台7丁目の最奥の住宅横にある道標に従い中山への
山道に入る。中山桜台・五月台から中山への登路は6〜7本はあると思うが、その中でもっとも
わかりやすいコースだ。ちなみにこのコース、住宅開発される前のエリアマップに記載されていた
「最高峰直通道」である。標高は既に約300mを越えている。左に形の良いピーク天宮塚を見ながら
尾根を行く。乗車率90%、よく踏まれた走りやすいシングルトラックを登り、主稜線に合流。
中山の山頂は急な坂を押してすぐだった。
 頂上の北面はガレで、北側の視界が広い。近くに鳥脇山、検見山、大峰山、遠く大船山、剣尾山、
妙見山など北摂の名だたる山々が見渡せる。南側には大阪平野を見下ろす好展望台だ。山頂から
大峰山方向への道を100mほど下ると、両側がガレた馬の背がある。南西の展望が開け、恐竜の
背骨のような東六甲の尾根が大きく望まれる。山頂から中山桜台7丁目まではほぼ100%乗った
まま下ることができる。中山山頂から20分で自宅に着いた。
     ひっそりと咲く中山のササユリ  受難の花  来年も咲けよ、と祈るばかり...

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 6/9(日) 石切山MTB
 夕方の6時からヒマができたのでMTBでちょっと近場へ足慣らしへ。川西市街を抜け旧街道の
金時坂を登って松ヶ丘住宅地へ、さらに川西明峰高校前まで坂を一気に登り、向かいの児童公園横に
あるフェンスの隙間を潜って石切山北面の林道へ。早くも夏草に埋まる三叉路を右へ、林道跡を
道なりに辿ると急斜面の登りとなり、見覚えのある石切山北面の尾根道へと出た。左へ尾根を辿り
急な登山道を押して石切山頂へ。今日は視界が広い!二上山の上、遠く大峰・台高の山々、和泉山脈・・・
 展望を楽しんだ後、登った道をMTBで下る。90%は乗車可能。左手のグランドへ下り、
満願寺の前を通って最明寺滝方面へ。途中不動明王の手前で左の巡視路へ入り、谷を詰めるとすぐに
乗越に着く。右に送電鉄塔ピークへの踏み跡、送電鉄塔からは大阪湾、友ヶ島水道がよく見え、
西に六甲山、その先に淡路の山なみがかすむ。また峠の左には展望の良いガレが広がる。
どちらも穴場(^^) 峠からは南へ掘割状の山道を下っていくとひょっこり平井山荘住宅地に飛び
出した。おそらく逆コースだと取り付きがわからないだろう。あとは閑静な山の手の住宅地を下り、
自宅へと戻った。
     猪名川と石切山
 

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 6/18(火) 峰ヶ畠・永沢寺・天王MTB
【小雨模様】 宝塚市北部の切畑を過ぎた辺りから雨となるが、幸いすぐに止んだ。靄が掛かる
千刈水源地を左に快走。香下峠を越え、有馬富士の秀麗な姿を楽しみ、乙原から大根谷沿いの車道
に入る。道は舗装が途切れて北摂では珍しくなった地道に変わる。土の感触を車輪に感じる道。
道ばたには花が多い。ドクダミ、オカトラノオ、ナデシコが乱れ咲く...
     峰ヶ畠


【峰ヶ畠】 前方にトレードマークのでっかい赤白鉄塔が撤去された峰ヶ畠が迫る。
山頂にウルトラマンが直立しているように見えた赤白鉄塔。ひんしゅくを感じていた向きも多かった
かも知れないけれど、なくなってしまうとすこし寂しい...と想うのは私だけかな??? 
やがてきつい登りとなり、ひとがんばりで峰ヶ畠登山口と思しき関電巡視路の赤い道しるべの前へ。
自転車を置いて登ってくることにする。急斜面をしばらく辿るとジグザグの登りに。登山道はよく
踏まれていて歩きやすい。20分ほどで頂上横の送電鉄塔に着いた。北に踏み跡が続いている。
峰ヶ畠頂上はどこが最高点かわからなかった。繁ったイバラのため赤白鉄塔跡へ近づくことは
早くも難しい。来た道を引き返し林道へ戻る。
       
永沢寺花しょうぶ園 水面に影を映して...
  

  
【花しょうぶ】 再び林道を登り、標高600mの高台の盆地にある永沢寺に着いた。
寺の向かいの花しょうぶ園に入る(入場料¥900)。六分咲きと書いてあったが、咲きそろった
花しょうぶは見事である。篠山へ降りる予定を変更し、写真を撮りながらじっくり花を味わった。
昼になったので園内の茶店で山菜おこわと生ビールの昼食、デザートに母子茶の抹茶ソフトクリーム、
うまい!”花しょうぶソフトクリーム”と称する紫色のものもある。どんな味だろう?
     奥 山




【奥山の林道】 午後1時に花しょうぶ園を後に、東へ後川へ下る。この道も車のほとんど
通らない最高のサイクリングコースだ。後川からは緩い登りを篭坊温泉へ。以前、嫁さんと
よく来たテニスコートが夏草の茂みに覆われてしまい少し寂しい。天王川沿いにさらに遡り
大阪府に入る。右に山越えで天王へ出る農道が分かれるので行ってみることに。山深い谷間の
田の横を登る。道ばたにホタルブクロの白い花を見かけた。峠が見え出す所で右に林道が分かれる。
奥山の東側の送電鉄塔が立つピークへ続く林道らしい。登って見ることにした。
白いコンクリート舗装の急坂を登り、尾根へ上りつく。振り返ると西に奥山が魅力的な円頂を見せる。
さらに林道を辿ると尾根を横切って下りとなり、送電鉄塔の前で終点に。送電鉄塔からは東に
深山が見えた。後は農道に戻って峠を越え、天王からはらがたわ旧峠を越え、旧173号を下って
帰路に着いた。

[参考コースタイム] 自宅8:00→山本駅前→長尾山トンネル→切畑→波豆9:10→志出原→
           乙原10:00→峰ヶ畠登山口10:30---峰ヶ畠山頂10:50---
           ---峰ヶ畠登山口11:05→11:20永沢寺・花しょうぶ園13:00→後川→
           篭坊→奥山東の林道終点14:00→天王→はらがたわ旧峠14:30→森上→
           山下→多田神社→川西能勢口駅前→15:50自宅

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 6/21(金) 石堂ヶ丘MTB
 会社帰りに回り道して石堂ヶ丘を目指した。茨木から府道余野茨木線を北上。この道はバス道だが、
山村をぬって登る感じの良い道。南条バス停上を左に入り、棚田の左側の農道を登り峠へと出る。
道沿いにはホタルブクロの花も見られた。右に茨木高原ゴルフ場への車道に曲がり、16%の急勾配を
登る。平日のためか全く車が通らずじっくりと走れる。途中、視界の開ける所もあり、前山越しに
大阪平野がかすみの向こうに望まれる。最勝ヶ峰を前方に望むようになるとすぐに三叉路に着く。
右は茨木高原ゴルフ場、行ってみることにしたが、残念ながらゴルフ場のゲートが閉まっているので
引き返した。途中、東側の送電鉄塔のピークca630mへ林道が伸びているので行ってみることに。
立ち木が伐採されて草原状のピークで見晴らしは360度だ。
永沢寺下の林道で見かけたオカトラノオの群生がここでも見られた。鉄塔から振り返ると、目と鼻の
先に石堂ヶ丘680mのピークが見える。後は下るだけだ。北摂霊園から高山へ山道を下り北へ。高山
マリアの墓入口を示す道しるべの下に戸知山登山口と書いた木の札がぶら下がっているのを確認。
北へ下って国道423号線に合流し、止々呂美・久安寺・細河と走り、猪名川を中橋で渡って帰宅した。
     オカトラノオ


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  (^^)(^^)(^^)   こーひーぶれいく   (^^)(^^)(^^)
 サイクリングは風を感じるスポーツ、下り坂を風を切って走る爽快感はたまらない。
しかし、サイクリングには天敵がある。それは雨(雪もだけれど...)
坂の下りで味わうさわやかな風は顔に突き刺さる針と変わる。しっかりした雨具を身に着けていても
じわじわと湿り気が雨具の中にしみ込んでくる。路面も滑りやすく、視界も狭まって危険も増す...
雨の日に走って良いことなど何も無いので、雨ならサイクリング中止にするのが普通だ。
けれども、晴れると思って出かけても出先で急に降られることもあるし...いやな雨とも、
なるべく快適に付き合う術を見につけたいもの。そんな想いをこめて次なるレポートをまとめました。

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6/24(月) 八鹿から但馬妙見山へ(サイクリング+登山)

 今日は休暇が取れた。終日自由行動可。思い切って遠方の山へ行こうと考えた。
自転車を折りたたんで電車に持ち込む、いわゆる輪行で距離を稼ぎ、登山口まで走って山に
登るつもりだ。とはいえ平日のラッシュアワーに大きな輪行袋持って電車に乗るのは
ひんしゅくを買う。そうなると大阪・神戸を通らずに行ける北の方角へ、ということに。
久々に但馬地方(兵庫県北部)の山へ行こうと決めた。
 
【雨(^^;】 電車は丹波を抜け、福知山から山を越えて但馬に入る。今日の兵庫県北部の
降水確率は10% 20%だったが...小雨が降っている(^^;なぜだーっ! 予定では
和田山で降りて南西へ大屋町まで走り、氷ノ山か藤無山へ登るつもりだったが...
比較的距離が短く、前に走ったことがあって道路状況が頭に入っている八鹿から名草神社を経て
妙見山・蘇武岳方面へ行き先を変更する。八鹿駅で自転車(マウンテンバイク)を組立てて出発。
食料を持ってこなかった。茶髪の若いにいちゃんを見つけてコンビニの在りかを聞くが、
近くにはないという。そこでまず国道9号沿いに出て、めぼしい店は無いかと探すと...
幸いホカ弁屋さんがあった。唐揚げ弁当を買って国道から名草神社への枝道へと入った。

【林道サイクリング】 広い谷に一列に並ぶ農家。谷をつめていくと急にきつい坂、登りきると
山の斜面に開けた集落。1車線になった車道はその中を縫うように登っていく。集落のはずれの
高台に日光院という寺院があった。案内板によると但馬の守護大名山名氏ゆかりの寺ということだ。
この先、道は山奥へと入る。わりと緩い斜面の九十九折が続く。あいにく小雨は止むことなく、
降り続いている。途中摩崖仏が道路の右側にあった。大きな岩に描かれたかなり古い石仏。
昼を回ったのでここで唐揚げを食べ、再び坂を登る。道ばたには花が多い。ドクダミ、ホタルブクロ、
オオマツヨイグサ、ササユリなどが咲きそろう。

【妙見山へ】 麓から1時間半ほどかかってようやく名草神社の前に着く。標高約750m。ここで
靴を軽登山靴に履き替え、神社の境内へと登る。無人の境内に本殿や三重塔があり実に立派な神社だ。
杉の大木、いわゆる妙見杉がどっしりと聳える。この神社は出雲の戦国大名尼子氏ゆかりという。
出雲大社へ杉を奉納した見返りに、立派な三重塔は建立されたということだ。妙見山へは境内から
左へ山道に入る。よく踏まれた道。古い峠道らしく所々に御地蔵様が残る。足元には可憐な花をつけた
ヤマアジサイ。30分ほど歩いて石仏の佇む峠に着く。さて道標もあり左に曲がれば妙見山方面だが...
なぜか今までと打って変わり深いササヤブに埋もれた道に変わった。ガスがかかる不明瞭な尾根道、
帰りに迷いそうでいやだなと思い始めた矢先、右下の霧の中から林道が現れた。蘇武岳南の金山峠
付近から伸びてきているものらしい。これでササヤブ道の謎が解けた。林道の出現はある意味で幻滅
だったが、次来るときはここまでマウンテンバイクで登ってこよう!と考えている私だった。
しばらく林道を歩くと、左の尾根へ明瞭な登山道があるので登る。途中素晴らしいブナ林を抜ける。
御地蔵様の峠道といい、ブナ林といい、やはり林道を走っているだけではわからない山の魅力だ。
そして妙見山山頂に着いた。東西が開けているがあいにく霧がかかっていて何も見えない。少し雨脚が
強くなってきたので、すぐに下ることにする。行きしなに通ったササヤブは通らず、峠の直下まで
林道を進み、明瞭な踏み跡を見つけて峠を越え神社へ戻った。
     妙見山のブナ林


【雨のダウンヒル】 靴もレインコートもずぶ濡れだ。レインコートはゴアテックス製だが襟や
手首の辺りから浸水して少し不快だ。余裕があれば金山峠から蘇武岳へ足を伸ばし神鍋高原へ下る
つもりだったが、この雨ではどうしようもない。来た道を八鹿に戻ることに。下りは早い。
30分程で八鹿駅に戻ってきた。
 
【ローカル線 ドン行の旅】 さっそく自転車を解体して輪行袋に入れ、下校の高校生が多い鈍行
福知山行きに乗る。高校生達は和田山で降りてしまい、車内はガラガラになる。これを幸いと、
濡れた服を着替える。下着もトイレの中で履き替えて、全ての衣装換えを終了。おかげで後は快適に
列車の旅を味わえた。福知山で大阪行きの快速に乗り換える。途中夕霧に包まれた丹波の山々を
楽しみながら川西に戻った。
 
晴れていれば、素晴らしい山岳サイクリングとブナ林ハイクが楽しめたことだろう。
蘇武岳へも行っただろうし...ちょいと高い交通費を払って行ったものだから少し無理をして走り、
そして登ってきたがそれなりに楽しめた山行だった。
 
[参考コースタイム] ++八鹿駅11:50−MTB→13:30名草神社−徒歩→14:00妙見峠→14:40妙見山→
           →15:40名草神社−MTB→16:20八鹿駅++ 



(^^;(^^;(^^;      ワンポイント   (^^;(^^;(^^;

「弁当忘れても傘忘れるな!」
 兵庫県北部但馬地方のことわざ。日本海からの季節風の影響か、天気の変わりやすい土地柄。
天気予報は参考程度に。備えあれば憂いなし...(^^;



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